ルシェン遺構

Luschen Ruins
雰囲気・景観
建物の輪郭はすでに曖昧で、
石壁は傾き、
木造部分はほぼ完全に失われている。
かつて通りだった場所には若木が育ち、
市場跡は苔と落葉に覆われ、
街だったことを示すのは
石の基礎と、異様に整った樹木の配置だけだ。
風は静かで、
鳥や獣の気配はあるが、
人の声は一切残っていない。
地理・環境
- エンゾの北東
- 深い森に半ば飲み込まれた立地
- 街道は現在ほぼ消失
森は自然林だが、
人の手が入っていた痕跡が随所に見られる。
●遺構として残るもの
- 石造基礎のみの家屋群
- 崩れた薬草乾燥小屋
- 川辺の染料槽跡
- 森に半ば覆われた小広場
いずれも
探索価値は低く、物資はほぼ残っていない。
歴史
■ 破壊以前
ルシェンは、
- 森の民が人口の多数を占める
- 薬草・染料・樹脂交易の中心
- 森の管理と伐採を儀礼と規律で行う街
だった。
■ 11年前の出来事
- 告発は最も早く、最も苛烈
- 財産没収の後、街全体が焼き払われた
- 逃亡者はほぼ出なかった
産業・交易
- 関税
- 長距離交易
- 書類・通行証の発行
統治と権力構造
名目上:アーレン辺境伯領
実態:
- 管理放棄
- 軍の巡回なし
- 再開発計画も存在しない
宗教
- 礼拝所は完全破壊
- 再建されていない
- 非公式な祈りもほとんど行われない
森の奥には 石を円形に配置した簡素な跡があり、
これはストーンサークルではなく、日常的な祈りの場だったと推測されている。

