アストランド王国の歴史

(~B.C1000)
約1000年以上前、この地方にはエルフ、ハーフリング、ノーム、ドワーフなどが各地に散らばって存在していた。
種族としての人間(ヒューマン)はテライナ人と森の民しか居住していなかったと言われている。
The Age of Harmony(調和の時代)と呼ばれる。
(B.C300)頃
大洋を超えて、西方のピエルニア王国よりアストランド人の大規模移民。

呼称: 「第一の渡航」(The First Voyage)
アストランド人、テライナ人、森の民、亜人種の協力により
ゴブリン、オーク、ドラゴンなど様々な怪物の領域を、亜人種含む人類の領域として塗り替える。

●宗教都市プリマリスの建設(B.C.300頃)

ピエルニア王国からの「第一の渡航」で築かれた最初の宗教的拠点。
王都アスティリシア成立より早い段階で入植地として整備された。
アストランド人による南進

/アストランド人による南進が活発になり、各地でテライナ人の土地との争奪戦が起きる。
各地の氏族領主が互いに争い、同盟・婚姻・裏切り・侵略の連続によって勢力地図が塗り替えられる。
南部では強大な力を持つリベール辺境伯家が成立、一方で北部ではスブニール家・カーラズ家などが連合を組む。
この時期に「辺境伯」「伯爵」「公爵」といった封号が互いに自称され始める。

(B.C.250~200頃)
●シーブル自由都市の成立(B.C.250~200頃)

プリマリスを拠点に南下した一団が、南部沿岸で良港を発見し築いた都市。
しかし、すぐにサハギン(海の亜人種)との戦いが始まる。
商業・海運に強みを持つため「自由都市」として自立。

>>シーブル自由都市
(B.C200)
各地方に緩い連携・対立をしながら、
アストランド人・テライナ人を中心とした都市小国家が存在していた。
人間(ヒューマン)は程度の度合いこそ地域で違うものの、緩やかに混血が進んでいた。

●ディング王国への流出(B.C.200~0頃)

シーブル内部の商人・冒険者の一部が、さらに南西航路を開拓。
外洋の彼方にあったディング王国で地位を得て、商業や支配層に食い込む。
「シーブルの血を引く商人家系」がディングの貴族・豪商となったという伝承が残る。
約200~150年前が特に顕著。

>>ディング王国
外圧の時代と「王国理念」の芽生え(約200年前~100年前)

オーク、ジャイアント、デーモンなどの外敵が増加。
特に北部のカーラズ山脈越えの巨人族の襲来、南部のサンア湖周辺での亜人族の暴動などが頻発。

各領主たちは単独では抗しきれず、「同盟的王国体制の必要性」が議論され始める。
神官団(聖カスバート教会)や魔術師団が中心となって、仲介・調停を主導。
この時期、初代アストランド王となる人物が、「五領の会合」により中立的仲裁者=名目的王権者として承認される。

各氏族領主はそれぞれの地を「領邦」として認められる代わりに、「アストランド王に忠誠を誓う」という封建契約を結ぶ。

王国法が制定され、王は爵位を授与する権利を持つとされる。

・公爵(北部の有力者)
・侯爵(中立調停を担う者)
・伯爵(古くからの支配者)
・辺境伯(外敵と戦う者)
・子爵 (爵位を持つ領主から土地を分け与えられた者)
・男爵 (子爵に使える者)

初代王の戴冠式がアスティリシアにて行われ、アストランド王国が正式に成立。

0年 Coronation Dawn (戴冠の夜明け)
本国ピエルニア王国からの独立を宣言。

アストランド王国が正式に成立。
呼称:Coronation Dawn (戴冠の夜明け)
アストランド歴0年として起算する。

以降をAfter Dawn、A.D.とする。
以前をBefore Coronation、B.C.とする。
南北アストランドの対立

王位継承争い:
王国が南北に分かれていた理由の一つに、王位継承を巡る争いがある。
王家の血統に関する争いが激化し、南北の異なる王族や貴族がそれぞれの側を支持して戦争を繰り広げていた。

地理的な資源の争奪:
北部が豊かな鉱山資源を持っている一方で、南部が肥沃な農地を持っていた。

宗教や文化の対立:
国教としての聖カスバート信仰を推し進めようとした結果、
さまざまな文化をもった南部がそれに反対した。
また、魔法使いが権力をもった北部に対し、力を重視する風土の南部、
やや純血にこだわった北部と、現地との混血が進み調和してきた南部は意見が対立した。

領土の拡張:
アストランド北部はあまり領土的野心がなかったが、南部はさらに領土を拡大したいと考えていた。

アストランド歴124年(約77年前)分裂の抗争、グリムデールの大災厄
アストランド南北で人間同士の衝突が起こり、約5年にわたる戦争となる。
その後、グリムデールの魔法爆発が休戦のきっかけとなる。
それぞれの出来事をThe Divide Conflict(分裂の抗争)、The Grimdale Cataclysm(グリムデールの大災厄)と呼称する。

The Divide Conflict and the Grimdale Cataclysm(分裂の抗争とグリムデールの大災厄)とひとまとめにして語られる。
アストランド歴168年(30数年前)
アストランド南部にて、リベール辺境伯アルベリックがドラゴンと戦い、マルテルイエ山脈から出てこないように盟約を結ぶ。
アストランド歴189年(11年前)

アーレン辺境伯領において森の民『太陽の子達』を滅ぼすための大遠征が行われる。



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