クロウンフォード

Crownford
雰囲気・景観
谷をまたぐ頑丈な石橋が街道を支配し、
そのたもとに設けられた関所と見張り塔が、
往来する者すべてを必ず減速させる。
昼は、
- 通行証の確認
- 荷の検査
- 税の徴収
が淡々と行われる。
夜になると、
灯りは橋ではなく宿に集まり、
言葉と情報が行き交う時間が始まる。
地理・環境
- ミーダー伯爵領北端
- バクレイ伯爵領へ向かう主要街道上
- 河川を跨ぐ唯一の恒久石橋
橋の存在が地理的価値のすべてであり、
集落そのものは防御力も生産力も低い。
歴史
■ 橋の建設
クロウンフォードは、
元々は橋の維持管理を目的とした関所集落として築かれた。
橋は軍事・交易の両面で重要であり、
この地が境界点となったことで、
自然と宿と倉が増えていった。
■ 二つの王冠
この地が
「二つの王冠が出会う地」
と呼ばれる理由は、
南:ミーダー伯爵家
北:バルトウィン伯爵家
という、
二つの支配権が交錯する場所であるためだ。
形式上はミーダー伯爵領だが、
北方の影響は常に及んでいる。
産業と交易
- 通行税・橋税
- 宿泊・飲食
- 荷の一時保管
表向きは合法取引のみだが、
実際には、
- 情報の売買
- 非公式な荷の付け替え
- 密輸の中継
も静かに行われている。
統治と権力構造
名目統治:ミーダー伯爵領
実務:関所役人+宿屋主の合意
軍事:小規模駐留兵
宗教
- 聖カスバート信仰(形式的)
- 礼拝はあるが、熱心ではない
王冠亭
宿屋
《王冠亭(クラウンズ・レスト)》は、
- 商人
- 密使
- 情報屋
- 時にスパイ
が集う場所として知られている。
ここで交わされる会話は、
しばしば
アーディルより先に情勢を知る手段となる。

