トラヴァース

Traverse

雰囲気・景観

街は広い街道沿いに細長く伸び、
建物は低く、数が多い。
石造と木造が入り混じり、
増改築の痕跡があちこちに残る。

宿屋、厩舎、倉庫、酒場が目立ち、
住宅らしい建物は少ない。
夜は灯りが多いが、
そのほとんどは一晩で消える。

地理・環境

  • ウェイマス公爵領東部
  • 森地帯を大きく迂回する街道上
  • フォルグレイヴ・グレッジ方面を結ぶ中継点

森を突っ切る最短路は存在するが、
安全性と確実性を求める者は
必ずトラヴァースを通る。

街の周囲は:

  • なだらかな丘陵
  • 開けた草地
  • 小規模農地(補給用)

で構成され、
防御よりも通行を優先した地形である。

歴史

■ 宿場町としての成立

トラヴァースは、
街道整備とともに自然発生した
宿場と補給地である。

当初は、

  • 宿数軒
  • 厩舎
  • 倉庫

だけの小さな集落だった。

■ 大戦期

大戦中、
森を避ける迂回路の重要性が急上昇し、
トラヴァースは一気に膨張する。

  • 軍需輸送
  • 傭兵の往来
  • 難民の滞留

により、
統制の取れない拡張が起きた。

■ 戦後

戦後も街は縮まらなかった。

理由は単純である。

「便利すぎる」

トラヴァースはそのまま
流動人口前提の町として固定された。

産業と交易

  • エ宿泊業
  • 運送・護衛斡旋
  • 飼料・食料供給
  • 情報売買
  • 闇市(非公式)

正式な特産はないが、
必要なものはほぼすべて揃う。

統治と権力構造

名目上:
ウェイマス公爵領の一般町

実態:
緩い自治+現場主義

  • 町役人は存在する
  • だが常駐軍は少ない
  • 問題はその場で処理される

酒場主、宿主、護衛頭が
実質的な影響力を持つ。

宗教

聖カスバート:契約・秩序

ハイローニアス:護衛・傭兵

ファラングン:旅人の民間信仰

聖カスバートの聖堂の他、簡素な礼拝所が複数あり、
信仰は短時間・短期間で行われる。

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