グラックゲイル砦跡

Grackgale Hold
雰囲気・景観
遠くからでも“近づいてはいけない”と分かる場所である。
崩れ落ちたはずの塔は、なお直立しているように見え、
壁は半壊しているのに、影だけは完全な輪郭を保っている。
霧は常に砦の周囲に溜まり、風向きに関係なく低く渦を巻く。
地理・環境
- ブラッドフォード旧戦場の奥地
- 低い丘陵と湿地が重なる地形の中心
- 旧軍道が砦の手前で不自然に途切れている
砦そのものは高台に築かれているが、
周囲の地盤は長年の戦闘と放棄により不安定で、
- 地割れ
- 沈下した塹壕
- 水の溜まる地下構造
が複雑に絡み合っている。
歴史
■ 国境砦としての成立
黒嵐の砦は、南北の緊張が最高潮に達した時代、
国境監視と軍事集結の要として建設された大規模砦である。
重歩兵の駐屯
補給倉庫
魔導防御設備(簡易)
を備え、短期間ながら戦争の中心拠点となった。
■ ブラッドフォード会戦末期
戦争末期、この砦では
指揮系統の混乱
無理な籠城
撤退命令の遅延
が重なり、砦ごと戦場に取り残された。
最後の数日間に何が起きたのか、
公式記録は存在しない。
ただし、
「砦の中で、戦いとは異なる“何か”が始まった」
という証言だけが、断片的に残っている。

