ヘイルクロス

Hailcross
雰囲気・景観
ヘイルクロスは、
静かで整っているが、どこか息苦しい町である。
白灰色の石で築かれた建物が多く、
街路は清掃が行き届き、
露骨な貧困や荒廃は見られない。
しかし、
- 窓は小さく
- 建物の装飾は控えめ
- 人々の声は低い
巡礼者は多いが、
長居する者は少ない。
町の中心には、
高い鐘楼を持つ大聖堂がそびえ、
どこにいてもその影が視界に入る。
地理・環境
ジェゼム伯爵領中西部、
主要街道沿いに位置する。
- 北:農地と小村
- 南:街道を通じて内陸都市へ
- 西:丘陵地帯
- 東:森林と旧道
交易都市ではないが、
人の流れは常にある。
歴史
ヘイルクロスは、
聖カスバート教会の巡礼地として成立した。
この地にはかつて、
- 異端の発生
- 不可解な事件
があり、
教会はそれを「信仰によって鎮めた」と公式には説明している。
以降、
この町は
- 巡礼
- 告解
- 贖罪
の場として整備され、信仰都市として固定化された。
産業と交易
- 穀物・干草・飼料の集積
- 家畜取引(馬・羊・牛)
- 森林産薬草・樹脂の一次加工
- 街道宿・馬車整備・護衛契約
特に馬の流通と飼養技術に優れ、
周辺領で使われる軍馬・運搬馬の多くがここを経由する。
宗教と権力構造
名目上:ジェゼム伯爵領の一都市
実態:聖カスバート教会主導の自治都市
- 大聖堂と鐘楼
- 巡礼宿
- 施療院
- 教会裁判施設(非公開)
領主の影響力は弱く、
治安・裁定・告解の多くは
教会の判断で処理される。

