カルゼラ

Karzera

雰囲気・景観

街は大きく入り込んだ湾の奥に築かれ、
穏やかな水面と防波堤に守られている。
港の水は濁ってはいるが、
直接的な腐敗や異変は見られない。

しかし、
湾の南方――
視界の先に広がる海域には、
色の違う水面と、立ち上る薄い霧が見える。

地理・環境

ジェゼム伯爵領南部、
大きく湾入した内海の最奥部に位置する港湾都市。

  • 湾の北・東:安定した内海
  • 湾の南:外洋と、さらにその先でヴァルドレン腐海に接続
  • カルゼラ港自体は
    腐海の直接的影響を受けない水域にある

湾の南側は潮流が不安定で、
霧や異変が頻発するため、
航行可能域と危険海域が明確に分かれている。

歴史

多くの沿岸港が
直接的な変質や航路喪失で放棄される中、
カルゼラは
湾奥という立地によって影響を免れた。

産業と交易

シーブル → カルゼラ → 内陸

の経由で、様々なものの輸出入が盛ん。

統治と権力構造

名目上:ジェゼム伯爵領の湾岸都市
実態:港湾利権と黙認の都市

密輸組織と仲介人

港務官(伯爵家任命・形式的権限)

船主・倉庫主たちの合議

宗教勢力(検問と告発)

宗教

聖カスバート教会の聖堂が港を見下ろす位置に建つ。

航海の安全、
腐敗の抑制、
異変の監視――
名目は多いが、
実際には監視と裁きの拠点である。

一方で、
港湾労働者や船乗りの間では、
海に祈る古い信仰や、
名を持たぬ“塩の女神”への私的な祈りも残っている。

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