コルヴァーレ

Corvale

雰囲気・景観

コルヴァーレは、巨大な石造コロシアムを中心に、円環状に街区が広がる都市である。
街全体が「競技の場」を核として形成されており、石畳の道は自然と円を描き、視線の先には常に高くそびえる観客席の遺構が見える。

石材は古く、部分的に風化しながらも崩れておらず、都市全体に「試練を耐え抜いた構造物」特有の重みがある。
競技の日には歓声と太鼓の音が街を満たすが、平時は不思議な緊張感と秩序が保たれ、無駄な喧騒は少ない。

地理・環境

ヴァンデーゲン辺境伯領の中部、ストーンホルムに比較的近い丘陵に位置する。
背後には低い丘陵と岩盤が広がり、ドワーフが築いたとされる石造基盤が地中深くまで残っている。

大河や大湖には面していないが、街道の要衝にあり、
鉱山街・農村・軍事都市を結ぶ交差点として機能している。

歴史

コルヴァーレの起源は、テライナ人による肉体競技の聖地にまで遡る。
この地では、かつてコード神への奉納として、肉体・規律・持久を競う競技が行われていた。

後の時代、ドワーフによって巨大な石造コロシアムが築かれ、
競技はより体系化され、裁定・記録・名誉と結びついた。

人間がこの地を支配するようになって以降も、
「競技によって争いを裁く」という文化は断絶せず、
現在のコルヴァーレはその思想を人間社会向けに再構築した都市となっている。

街区構成

宗教

  • 現在の信仰:ハイローニアス
  • かつての信仰:コード神
    • 規律、試練、肉体の完成、裁きとしての競技

神殿はコロシアムと視覚的に結びつく配置になっており、
競技は単なる娯楽ではなく、半ば宗教儀式でもある。

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