ズートヴァル要塞

Südwall

雰囲気・景観

ルフェリア古戦場の北端、緩やかな高台に築かれた石造の砦。
周囲は荒れた草原と低木、ところどころに古戦場由来の塚や崩れた石列が残る。

砦そのものは過度に巨大ではなく、実務的で無骨
高い塔は1本のみで、視界確保と合図用に使われる。

城壁の石には補修跡が多く、
古い巨人族との戦い、後世の小競り合い、近年のアンデッド警戒による増改築が混在している。

常に風が強く、
旗や風見が軋む音と、鉄鎧の擦れる音が印象に残る場所。

地理と環境

位置
ルフェリア古戦場を南から北へ抜ける唯一の実用街道上。
この砦を通過せずにヴァンデーゲン伯爵領へ入ることはできない。

南:ルフェリア古戦場
北:ヴァンデーゲン伯爵領中部への街道
東西:なだらかな丘陵と点在する古墳・戦没地

環境
地面は硬く乾きにくい。
雨が降ると霧が立ち、視界が極端に落ちる。

歴史的背景

約300年前、巨人族との大規模戦闘の終結後に簡易防塁として設置

以後、幾度も戦火を経て現在の石造砦へ拡張

  • グリムデールの災厄後、
  • 南方の混乱
  • アンデッドの増加
  • モルディア空白地帯の不穏化

    により重要度が急上昇

現在は「完全な前線」ではないが、
失陥すれば領内が直接脅かされる最後の楔。

駐留勢力

  • ヴァンデーゲン伯爵家直属兵
  • 正規兵+経験豊富な古参兵中心

常駐数は多くないが、交代制で緊張感は高い

聖カスバートの司祭が巡回レベルで滞在することがあり、
ハイローニアス信仰の騎士との微妙な均衡が保たれている。

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