トートワルド村

Tortwart

雰囲気・景観

トートワルドは、
モルディア空白地帯北部、丘陵が一段高く持ち上がった尾根上に築かれた村である。

村の中央には、
かつて南北通過路を監視するために建てられた
石造りの見張り塔が今も立っている。
塔は風雨に晒されながらも倒壊は免れており、
その存在自体が周囲に不穏な影を落としている。

現在、村は完全に放棄されており、
家屋の多くは半壊、屋根は落ち、
道は雑草と崩れた石で覆われている。

夜になると、
見張り塔の内部や村の周囲を
アンデッドが徘徊する姿が目撃される。

地理・環境

位置:
シュタンヴァルトより北、
丘陵帯が一時的に高まる地点に位置する。

尾根にあるため視界は良いが、
周囲を森と湿地に囲まれており、
逃げ場は限られている。

気候:
霧は比較的少ないが、
風が強く、夜間は冷え込みが激しい。

脅威

トートワルドは現在、
スケルトンおよびゾンビによって占拠されている。

徘徊するアンデッドの骨格は多様で、

  • 人間のもの
  • 小人系(ノーム、ハーフリングと思しき小柄な骨)
  • 明らかに巨人のものと分かる大型の骨

が混在している。

これにより、この地が
異なる時代・異なる種族の死が重なった場所であることが示唆されている。

アンデッドを統率する存在の正体は不明だが、
討伐に向かい失敗した冒険者や騎士の死体が
再利用されている可能性が高い。

周辺地域の安定を阻害する要因となっている。

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