アストランド王国

アストランド王国の概要
アストランド王国は、北の寒冷山脈〜南の温暖な沿岸部まで広がる大型国家。
約200年前までは小国家と部族連合の集合体に過ぎなかったが、
外敵(ドラゴン、オーク、ゴブリン、巨人族)への対抗戦争を経て統合された。
多種族(エルフ、ノーム、ドワーフ、森の民、テライナ人)が共存する稀有な歴史を持つ。
政治は王権と地方領主の折衷。
特に、辺境伯領は高い自治権を持つ。
アストランド王国の雰囲気
「寒暖・歴史・魔法の分布によってコントラストが強い国」
沿岸部:航海・自由都市・商業と海洋の脅威が共存
北部:雪・要塞・巨人伝承
中央:騎士領・学院都市・交易街道
南部:森と霧、孤立した農村、古い神話・呪術文化が色濃い
人種
詳細は『アストランドにおける人間(ヒューマン)』を参照
アストランド人
- ピエルニア王国からの大移民で増加(B.C.300頃)。
- いわゆる「本国系」人類で、王国の支配階層を形成。
- 金〜茶の髪、白〜褐色の肌。瞳の色は様々。
テライナ人
- 古来の土着民。褐色の肌・黒髪。瞳は黒~茶が多い。
- 北部〜中央で多く、農耕や工芸に長ける。
森の民
- 独自文化を持つ先住民。白い肌・黒~金の髪。瞳に緑色が混じる。
- 樹木や獣道に詳しい。
- 狩猟・薬草文化が強い。
- 共生を選んだ者たちと、純血を選んだ者たちがいる。
亜人種(ドワーフ・エルフ・ノーム・ハーフリング)
- 古代から居住していた「調和の時代」の名残。
- 詳細は『アストランドにおける亜人種』を参照
混血
古くから混血が進んでおり、地域ごとに外見が異なる。
歴史
『アストランド王国の歴史』を参照
宗教
アストランドは多神教の複合体。信仰が地域によって異なる。
ピエルニア本国系の神々
公式宗教(王国教会)として、聖カスバートの力が強い。ハイローニアスもピエルニア本国系の神々
テライナ人系の神々
太陽、運命、鍛冶、森、自然、旅の神など、もともとの複数の神が存在している。
自然の精霊信仰(森の民)
- 自然そのものを崇める。オーバド・ハイと同一視する人々もいる。
文化
北部:宗教と魔法
- 聖カスバート教と、魔導士の学院の影響力。
- 本国ピエルニア王国の文化が若干変化した形式。
中央:学術・騎士文化
- アスティリシア、プリマリス、学術都市群。
- 学院・呪文書・魔術師ギルド。
南部:多文化共生、力
- ピエルニア本国の文化と、祠堂・呪術・薬草・森の民の生活様式と、テライナ人の生活様式が混在。
- 魔法よりも力を重んじる。
沿岸:海運文化
- シーブル自由都市。
- 船乗り・商人・傭兵・南方交易。

