リベール辺境伯領の戦闘勢力

カスペルの兵団

規模は約100〜200名であるが、実際に即応可能なのは50名程度である。
南部の治安維持を主な任務とし、時折周辺の傭兵団と連携訓練を行う。
東部で侵攻があった経験から、周辺の偵察と防衛網の点検を定期的に実施している。

部隊は騎兵と歩兵を中心とし、地域住民からの信頼は厚い。
指揮官は現地に精通しており、即応性の高い部隊として知られている。


アリアム子爵領の兵団

規模は約50〜100名で、実働は50名程度である。
内部治安と領土防衛を担い、カスペルの兵団と協力しつつ村や駐屯地の治安維持を行う。
有事には即座に動員される体制である。

戦術は防御面に強く、軽装スカウトや弓兵を配備し、カスペル兵団の騎兵力と補完関係にある。
アリアム子爵は傭兵出身で、聖カスバート教会に対しては苦々しい感情を抱いている。


カスペルの兵団「鉄の誓い団(Iron Oath)」

カスペルの、総勢50名規模の兵団である。
強さゆえに影響力があり、領主や商人ギルドからの依頼も多い。
カスペルの兵団であるにも関わらず、レイクエンド・メルカントと聖カスバート教会の許可なしに動かないのは、
派閥争いや領地争いに巻き込まれるためであり、自発的行動が制限されている面もある。

  • リーダー:リヴィアン・ダーンウィル
    冷静沈着で戦術と判断力に優れ、最前線に立つこともある。
    忠誠と士気を重んじ、団員からの信頼が厚い。
  • 副官:ハルヴィス・エルロンド
    リヴィアンを尊敬しつつ、自身の統率方法も模索している。
    迅速な指示と士気維持に長ける。

セーム付近・小規模傭兵団

「商路の衛士団(Merchants’ Watch)」

約20名の商隊護衛傭兵団である。
市場の揉め事や商品の護送時の事件調査も担当する。

  • リーダー:サミル・ローデン
    商家の息子で実戦経験は少ないが、交渉力があり商人仲間からの信頼が厚い。
    団員からは親しみを込めて「サミル坊ちゃん」と呼ばれる。

「自由の砦(Bastion of the Free)」

10〜30名の自由志向傭兵団である。
命令に従わないことも多く、流れ者気質が強い。

  • リーダー:ガレン・フロスト
    自由で奔放だが洞察力に優れる。
    指示を出さず自主性に任せる方針を取っている。

「灰影団(Ashen Shadows)」

約10名の地元志願者による団体である。『灰王亭』を根城にしている。
地域愛が強く、頼れる存在として扱われる。

  • リーダー:アッシュ・マクルース
    『灰王亭』の店主。元冒険者で情報収集と影の作戦を得意とする。
    義理堅く仲間思いである。
    また、料理に深いこだわりを持っている。

セームの聖カスバート教会

異端審問と宗教的課題を扱う2部隊が存在する。

「律法の刃(Blades of the Law)」

約10名、ジャッジと審問官を含む。常駐はしていない。

  • リーダー:エルドリック・タウアー(5レベル・パラディン)

「聖護の会(Order of Sacred Guard)」

約20名、クレリック中心。

  • リーダー:ラヴィエラ・オリオン(6レベル・クレリック)

リアンのワイズ家の傭兵団「盾の鋭兵(Sharp Shield)」

20名規模で、士気は高くない。装備や作戦実行力に課題がある。

  • リーダー:ガレック・ハルサー
    冷静で忠誠心が厚く、日々の任務を誠実に遂行する。

セームのペイロア寺院「太陽の槍(Sunspear)」

約30名、クレリック+ファイター構成。
神殿防衛や治安維持、儀式護衛などを行う。

  • リーダー:ルークス
    厳格なクレリック兼戦士であり、温かい人格と強い意志を持つ。
    信仰心と団結を軸に部隊を導く。

ティフ村南のコード寺院「沈静の拳(Fists of Serenity)」

約20名のモンク修行僧団である。
静かな武力介入を特徴とし、地域危機の際に対応可能である。

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