メンデ村

Mende Village

地理・環境

北緯25度・標高1400m前後、森の中にある。

ティフ村からブルーマル高原を3日ほど旅したところにある村。
近くに小さめの鉱山があり、良質の鉄を産出していた。
現在は閉鎖されており、そこにコボルドや他の生き物が住み着きがちである。

元々、自然の神オーバドハイを信仰する人が多くストーンサークルが村の外にある。
村の中心にあるアローナの礼拝堂はあまり使われていない。

村の成り立ち・歴史

古くに存在した街の跡に出来ており、森に飲み込まれつつある外周にはかつての古い街の石組みの塀の跡が残っている。

もともと古くは、テライナ人と森の民が共生していた地域なので、石組みもその時代のものと考えられる。
一度、敵対的な亜人種の軍勢の襲撃によって大きな被害を受けており、村の半分近くの家はその後に建て直された。

村の雰囲気

かつての襲撃による痛手があちこちに残っているが、
ティフ村の木工ギルド『ニューバーク』によって不便が無い状態になっている。
西方のティフ村と、東方のアイラ村との交流は襲撃以前よりも盛んになり、結果として村の安全が守られている。

襲撃の際にこの村に援軍として訪れた冒険者がその後も村に居住し、自警団を結成している。
外部からの来訪者には自警団が対応することもある。

メンデ村のドワーフ、ゴドッフ


ゴドッフ
年齢:180歳~

ティフ村の鍛冶屋トーリンの師匠であるドワーフが住んでいる。
ドワーフの中では変わり者で、自然の神オーバド・ハイを信仰している。
引退した元・冒険者であり、村を守る立場であり鍛冶を引き受けている。

メンデ村自警団

かつてゴドッフは村長に頼まれて村の若者の数人の戦闘訓練をしたことがあり、
それが村の自警隊となっている。
初代4人はこの村に残ったが1人は死に、1人はアイラ村に住んでいる。
現在は2代目となり、自警団の総人数は15人ほど。
いつでも10名前後が対応できるよう訓練しているが、多少

村に残っているメンデ村自警団初代はフークバルト(37)という元剣士と、
オラシオ(37)ロヘリオ(35)という双子の兄弟で、
オラシオは弓が上手くロヘリオは斧の使い手である。
フークバルトたちは落ち着いて村に溶け込んでおり、普段はそれぞれの仕事をしている。


村の生活は主に農業や林業、鉱業(過去のもの)に依存している。
自警団や鍛冶屋の存在が村の安全と発展に寄与している。
メンデ村の住民は、自然の神々に対する深い信仰を持ち、村の安全を守るために協力している一方で、
古い歴史や伝統を重んじ、外部の脅威に対しても団結して立ち向かう姿勢を見せている。

文化・生活

雨露亭(酒場/宿泊所/料理屋)

店主はオラシオと、その妻。
ティフ村の木工ギルド『ニューバーク』が力を合わせて作った建物で、
部屋は広々としており凝った装飾がされている。
地下の一部に貯蔵庫があり、万が一に備えてかなりの量の穀物を蓄えている。
自警団のリーダー、フークバルトは頻繁にこの酒場に出入りしている。
商人も基本的にここを利用する。

メンデ村の料理


ライ麦パン (Rye Bread)
概要: メンデ村で栽培されるライ麦を使った、素朴で風味豊かなパン。低温でじっくりと焼き上げ、密度が高く長持ちします。食事の基本として、スープやシチューに添えられることが多いです。

ウサギのポットパイ (Rabbit Pot Pie)
概要: 森で狩猟されたウサギ肉を、野菜やハーブと共に煮込み、ライ麦の生地で包んでオーブンで焼いたポットパイ。寒冷な気候に適した、温かくボリュームのある料理です。

鹿肉のスモーク (Smoked Venison)
概要: 森で狩猟された鹿肉を塩漬けし、ハーブで風味を付けてから燻製にした保存食。長期間保存でき、特別な日に薄切りにして提供されるほか、煮込み料理に加えて使われることもあります。

ビーツとキャベツのスープ (Beet and Cabbage Soup)
概要: メンデ村で育つビーツとキャベツを使ったスープ。シンプルな塩味で、肉やライ麦パンと共に食されます。鮮やかな赤色が特徴的で、冬の食卓を彩ります。

タマネギのスープ (Onion Soup)
概要: タマネギをじっくりと炒め、肉の出汁で煮込んだスープ。ライ麦パンを浸して食べるのが一般的です。タマネギの甘味と香ばしさが引き立ちます。

鹿肉とオオムギのシチュー (Venison and Barley Stew)
概要: 森で獲れた鹿肉とオオムギを煮込んだシチュー。ハーブやタマネギ、ニンジンを加え、寒冷地でのエネルギー源として重宝されるボリュームのある一皿です。

パースニップのロースト (Roasted Parsnips)
概要: パースニップをオーブンで焼き、塩とニンニク、ハーブで味付けしたシンプルな料理。メンデ村の食事において、肉料理の付け合わせとしてしばしば登場します。

ベリーの保存食 (Preserved Berries)
概要: 森で採れる野生のベリーを砂糖や蜂蜜で保存。寒い季節のビタミン源として大切にされ、パンに添えたり、甘い菓子として食べられます。

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