カルヴォ村

Calvo Village

地理・環境

北緯25度・標高1600m前後の山間の高地村。
朝夕に霧が発生する「雲霧帯」。

冬は冷涼、夏で日差しが強い日も、ある程度の涼しさがある。
村の北西に吊り橋があり、その先続く森を3日かけて抜けるとブルーマル高原を経由してアイラ村につながる。
村の中央には古い時代から存在する祠堂があり、南西には村人の立ち入りを禁じている地下墳墓がある。
周囲はナラ/カシ類、針葉樹、苔の濃い常緑樹の森。

村の成り立ち・歴史

元冒険者、逃亡者、訳ありの人々が集まってできた小村。
炭焼きと狩猟を中心とした生活。
近郊に良質な炭材が多く、炭をアイラ村・メンデ村・ティフ村を通じてセームへ輸送し、生計を立てている。

村の雰囲気

訳ありの人々が集まり、互いに干渉しすぎない。生活は質素で貧しいが、互助的で温かい。

文化・生活

■ 食べ物

雑穀粥、黒パン、山芋とキノコのとろ煮。
山鳥の燻製、山鹿の肉、渓流魚。
山リンゴ・ユスラウメ・ブラックベリーなど高地果実。

■ におい

朝:霧と湿った苔の匂い。
昼:松脂と乾いた土の匂い。
夕方:炭窯の煙、鍛冶場の鉄の匂い。
村の空気は常に木と炭の香りが混じる。

■ 植生

オーク・カシ・針葉樹、シダ、苔。
ミグラ草などの薬草。
高地特有の香りの強いキノコが多い。

住民一覧

■ ヴァルム・エルドレッド(村長、元傭兵 45歳)

冷静で現実主義。村を守る責任感が強い。

■ マルシア・ドレン(巫女、47歳)

祠堂と信仰を守る。ヴァルムとともに村のリーダー的存在。

■ エルド(森の民の血を引く狩人)

めんどくさがりで温厚。村の北側にある見晴らしが良い場所に小屋を建てて住んでいる。

■ リアナ(森の民の血を引く狩人)

北西の川のほとりに小屋を建てて住んでいる。実はエルドと腹違いの兄妹。

■ カワ(機織り・35歳)

恰幅の良い女性。働き者で母性的。火除け布や荷袋を織る。

■ リサ(機織り・18歳)

カワの娘。明るく素直。次の春が来たらエルドと結婚する予定。

■ グリエ(女ドワーフ・炭焼き)

酒飲み。力持ちで現場作業を担う。鍛冶は得意ではないが炉仕事をよく手伝う。

■ ドルン・クレッグ(鍛冶屋)

村唯一の鍛冶屋。右肩を痛めており息子が支えている。

■ エリック・クレッグ(鍛冶見習い・12歳)

元気な少年。火の扱いは上手い。

■ エンビー(35歳)

カワの娘リサに横恋慕する男。もともと女絡みのトラブルでカルヴォ村に流れてきたうわさがある。

■プカァ(30歳?)

村はずれに住む大男で、知性は低い。力持ちで温厚な性格をしており、荷運びや炭焼きで活躍している。

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